富山の路面電車と大島絵本館
先週末、富山市に行ってきました。富山県にはしょっちゅう行っているのですが、富山市に行ったのは30数年ぶりではないかと思います。
富山に行って何が楽しみかと言えば、そりゃあまず海の幸でしょう。この時季、代表的なのが寒ブリ。もちろん富山湾で獲れた天然もの。脂ののったトロも美 味です。そして富山名産の昆布じめ。タイやヒラメなどの刺身を昆布でしめたもので、昆布のねばりがついて舌ざわりもよく、酒の肴にぴったりです。そして今 回初めて食べたのがゲンゲ。表面にぬめりがある深海魚です。干物をいただきましたが、これもおいしかったですね。
とまあ食べる話もいろいろあるんですが、今回の富山行きで楽しみにしていたのが、路面電車に乗ること。富山と岐阜では町の規模的には似たようなものなん ですが、この、街中を走っている電車があるかないかが大きな違いです。昨年末ごろ全国的なニュースでも取り上げられていた新しい車両「セントラム」。低床 のかっこいい車両です。これが中心市街地を取り囲むように走る環状線になっているんですね。JR線の富山駅、そしてそこから歩いて15分ぐらいの距離にあ る富山城、県庁、市役所、図書館などがすっぽりと入っていて、街がコンパクトにまとまっている感じがします。
総曲輪(そうがわ)通りというアーケードの商店街も歩いてみましたが、岐阜の柳ヶ瀬に比べると若者の店も結構並んでいます。でも、ちょっとはずれると シャッターが閉まっている店もいくつかあって、昔はもっと賑わってたんだろうなと思わせる一帯もありました。
岐阜市内にもかつては路面電車が走っていました。廃止されてもう5年も経つんですね。赤字経営、車の走行の邪魔だといった理由でしたが、なくなってみる とほん
と街が寂しくなってしまいましたね。
セントラムにおじいちゃんといっしょに乗っている男の子がいました。たぶん電車に乗ること、見ることが目的で乗ってたんだと思いますが、わが家の息子も 幼いとき岐阜のチンチン電車に喜んで乗ってました。子どもにとっては夢のある乗りものなんです。そして今回の我々のような観光客にとっては便利な交通機関 ですよね。ホテルから富山駅に向かったり、居酒屋探しにも利用しましたが、バスと違ってどこに連れて行かれるかわからないという不安がありませんから安心 して乗れます。
富山の路面電車は地鉄という民間の鉄道会社が運営していますが、富山駅からは立山や宇奈月温泉に向かう路線もあり、この車両もまたレトロな趣で、次の機 会にはぜひ乗ってみたいです。
さて富山観光の次の日はお隣の射水市にある大島絵本館へ。じつは今回の富山行きの目的はこの絵本館での絵本ライブ公演のお仕事だったのです。絵本館は立 山連峰を望む田園地帯の中にあるガラス張りのおしゃれな建物です。自由に読める絵本の蔵書がびっしり。展示スペースでは田中清代さんの「トマトさん」(福 音館書店刊)と「ねえ だっこして」(金の星社)の絵本原画展をしていました。他にワークショップスペースや、カフェやショップ。そして200名ほどの客席がある立派なホールが あるんです。僕のライブの観客は50名ほどでしたが、元気な子どもたちが来てくれて、盛り上がってました。
東海北陸自動車道も全線開通し、岐阜からも時間短縮されて行きやすくなりました。ぜひ、みなさんも一度富山を訪れてみて下さい。
おおきな木 杉山三四郎











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