今、歌い継いでいきたい反戦歌の名曲

 

 先日、岐阜市内のあるレストランで、ランチタイムコンサートをさせていただきました。普段やっている絵本ライブではありません。大人向きのギター弾き語りライブです。先月もさせていただいて、その時はほとんど自分のオリジナル曲で固めたのですが、今回は昔よく歌っていたアメリカのフォークソングを英語で歌ってみました。僕が高校生、大学生のころですから、40年以上も前の歌ということになります。

 曲目はというと、ほとんどが僕が大好きなPPM(ピーター・ポール&マリー)の歌です。まず『風に吹かれて』。これはかのボブ・ディラン作です。先月は自分の訳(というか創作)で歌いましたが、今回は原曲そのままで。ピート・シーガーの『花はどこへ行った』。これもPPMバージョンで。そして、ジョン・デンバーの曲ですがPPMで大ヒットした『悲しみのジェットプレイン』などです。若い方には馴染みがないかも知れませんが、僕らの世代(いわゆるフォークソング世代)はおそらく誰でも知っている歌ばかりで、多くのミュージシャンたちによってカバーもされている歌です。

 じつは、ここに並べた歌はどれも反戦歌として歌われたものばかりです。当時、アメリカはベトナム戦争(1960?~1975)をだらだらと続けていて、この無意味な戦争で多くの命が奪われていることに対し、抗議の声がだんだんと高まっていました。日本でも、フォークゲリラと呼ばれている人たちが新宿駅などに集結し、ギターを抱えた若者たちがこれら反戦歌などのメッセージソングを歌っていた風景が今でも時々紹介されていたりしますね。僕はこの動きにはちょっと遅れた世代かも知れませんが、とにかくPPMに憧れてギターを始めてフォークソングをかじった人間なのです。

 で、なぜ今これらの歌を歌ったのかですね。先日(7月1日)集団的自衛権の行使を容認する閣議決定がされてしまいましたが、日本は今、戦争ができる国へと向かっています。そんな今、戦争に抗議し平和を願う民衆の心をつかんだこれらの歌を歌い継ぐべきではないかと、ちょっと偉そうですが、 思ったわけです。

 考えてみたら、アメリカという国は太平洋戦争以後も戦争ばかりしている国なんですね。それも他国で。それ故に反戦歌の名曲がいくつもあるんです。皮肉なもんです。それはともかく、集団的自衛権を行使するということは、そのアメリカとともに他国での戦闘行為に加わることになるわけですから実に危険です。軍事力によって国を成り立たせているような国と同じ価値観の国に日本はなってほしくないとつくづく思います。 強大な軍事力を誇るアメリカは、膨大な数の殺戮を行い、自国民も数多く犠牲になってきましたが、日本は戦争をしないと誓い、戦後70年近くにわたって誰ひとり殺さず、殺されず、平和を守ってきたわけですから。

 先日、九州電力川内原発が再稼働へと動き始めましたが、原発問題にしても憲法問題にしても、今の安倍政権が進む道は、要するに「命より金」ということなのですね。武器輸出三原則を撤廃し、経済を活性化しようという動きもあります。アメリカ製ミサイルの部品を日本が作るのも許されるのだとか。そのミサイルはイスラエルへと渡り、パレスチナ人の殺戮に使われるわけですよ。ガザ地区ではここ数日の間に多くの子どもたちが標的になって殺されています。そんなことのために日本の技術が使われるのはおかしいでしょ。死の商人と化した安倍首相は、ほんと ”日本の恥” です。

おおきな木 杉山三四郎

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